本州のヘソ~小川村~

地域おこし協力隊 



ハンター学校の罠猟講習に参加しました :: 2016/09/13(Tue)

山間部の農村では、野生鳥獣による獣害が農家に重大な被害を与えます。ということで、村の獣害を防ぐ手立てを一助として長野県の主催するハンター学校に参加しています。9月11日には、第三回講座として「罠猟(わなりょう)」の講習会が長野市の若穂地区であり、参加してきました。
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この日は北信ゾーン対象の講習会でしたが、若い女性の参加者が多いことに驚きました。狩猟ガールは本当に増えているんですね。頼もしい限りです。
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始まりは、公民館で座学。罠の種類や法律などについて学びました。

猟友会ベストと罠も各参加者に配られました。
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その後、「机上より実践」ということで実際のフィールドへ。若穂地区は長野市内ながら、なかなか自然豊富なところ。
10分ほど走った山が演習会場です。

今回使う罠はこれ。
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いわゆる「くくり罠」の一種で、足を踏み入れた小動物をスプリングの力で捕まえる代物です。
もちろん、このまま道に置いておくだけでは、動物も警戒して近寄らないので、森の中に目立たないように設置する必要があります。(ちなみに、この罠は有害鳥獣用のもので、一般に使用される狩猟用の罠よりも大型だとか)

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バネはなかなか反発力が強く、作動する状態に準備するのも一苦労です。
(最初につよく引っ張って、バネの力を充填?する必要があります)

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準備した罠をもって、森の中に入ります。獣の通りそうな道筋(いわゆる獣道)を選んで、スコップで穴を掘り、そこに罠を埋め込んできます。地元猟友会の講師曰く、「近くのベト(土)で罠を埋めちゃだめだ。人間が手を入れたことがわかってしまう。だから、離れた場所からベトを取ってくるようにしなさい」とのこと。ハクビシンなど小動物は賢くて、ちょっとした変化に敏感なのだそうです。それに比べると、タヌキはオツムが弱いようですが。

というわけで、土と落ち葉でカモフラージュして埋めてみました。本当は、パイプも見えないほうが良いそうですが、今回はこれくらいで。
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安全装置を外して、ためしに、棒を突っ込んでみると・・・

バッチーンと、強烈な音がして、
見事、罠が作動しました。

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本物の動物に通用するか、どうか、小川村でも実践してみたいですね。
まだ狩猟者登録も済んでいないので、その先の話ですが。

山間地における獣害の被害は、本当に深刻です。せっかく育てた作物が食べられたときのショックの大きさは、なかなか辛いものです。(筆者の畑でも、カボチャやトマトなどが食べられたりしました)
もちろん動物と人間が共存できれば何よりですが、きれいごとだけではどうにもならないところはあります。
村に住む人間として、できること、すべきことは何か、狩猟の技術も学びながら、考えていきたいところです。

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  1. 風の歌
新聞屋さん.com :: 2016/09/08(Thu)

今月の新聞が完成しました。
ぜひご一読ください♪

第51回協力隊新聞1

第51回協力隊新聞2


  1. そぼ
伝統食「おぶっこ」の料理講習会 :: 2016/08/30(Tue)

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台風で大荒れの30日、小川村では、「女衆よったいやの会」のみなさんによる料理講習会が開かれました。小川村の伝統的な料理をたくさん覚えられると聞き、唯一の男衆として、参加してきました。作ったのは「おぶっこ」(小麦粉で作る太めのうどん。きしめんやほうとうに似ています)と「豆の揚げ物」(片栗粉をつけました)と「浅漬け各種」(ナス、ズッキーニ、玉ねぎなど)です。
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一晩、水に浸したあと、片栗粉をまぶして揚げた、豆類

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ナスやズッキーニは、塩や酢で浅漬けにします

山がちな小川村では、昔から稲作適地が少なく、米不足になることが多かったそうです。そこで、おやきをはじめとする粉食が主食の役割を果たしてきたとか。おぶっこは、そんな伝統食の中でも、晩御飯の定番だったそうで、あるお母さんは「昔はうどんとおぶっこを交代で毎日食べたもんだわ」と話していました。うどんとおぶっこの違いは、後者は短く、太いということのようです。原材料は同じ。

会員のみなさんの、練った小麦粉を巧みに延ばしていく「麺打ち」の技にほれぼれしました。
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生地はあっというまに、こんな大きさに

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そば切用の包丁できれいに切りそろえます

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見た目は名古屋のきしめんのようです。

生活に根差し、日々磨かれた技術はほんとうに美しい。いつか自分もこんな技を身につけたいですね。

味付けは、シンプルに味噌。具は、玉ねぎに、カボチャ、いんげん、ナスと、山梨のほうとうにそっくりです。昔、山梨に旅した小川村の住民が、食堂で「山梨名物ほうとう」という名前にひかれ、どんな食べ物か知らずに注文したところ、出てきたものをみて「こりゃ、おぶっこでねえか」と驚いたことがあるそうです。やはり同じ山国、食文化的にも共通するところがあるのでしょう。
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できあがった「おぶっこ」は、とってもやさしい味で、小川村新参者の自分も、これから受け継いでいきたい味だとしみじみ思いました。派手さはないけれど、とても温かく、胃の腑に染み渡る。小川村でも、より多くの場所で、観光客のみなさんに食べていただく機会などあると、良いかもしれません。ごちそうさまでした!


  1. 風の歌
新聞屋さん.com :: 2016/08/12(Fri)

今月の協力隊新聞が完成しました。
8月はイベントが盛りだくさん!!自給自足体験から婚活まで。

ぜひ、ご一読ください。

第50回協力隊新聞1

第50回協力隊新聞2



  1. そぼ
自給自足体験講座、参加者を募集します! :: 2016/08/02(Tue)

8月、夏休み企画として、
自給自足体験講座を小川村内で開講します。
詳細については、チラシをご参照ください!

今後、協力隊では「自給自足」的な企画を随時開催してきたいので
よろしくお願い致します。

夏休みの自給自足講座


  1. 風の歌
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